スシローぺろぺろと暴走族

スシローペロペロのような悪戯を見ていると、彼らはローコストだなと感じる。

僕が若いころは、盗んだバイクで暴走したり、学校を破壊したりと、ある意味ハイコストな悪戯をしていた。

今の子供はローコスト主義なのだろうか。

そもそも悪戯のエネルギー源は「不満」からくると思うのだが、

不満が小さければ、悪戯もローコストな小さい行為しか起こさないのではないか。

逆に不満が大きければ、よりハイコストな悪戯になる。

そう考えると、今の子供たちはとくに大きな不満はなく、それなりに満たされているのかも知れない。

さて、少しずれるが今の日本は様々な問題が放置され、しかも悪化する方に向かっている気がする。

税金が高いとか、給料が低いとか子育て環境悪すぎるとか、様々な問題がある。

でも、庶民の中でこれに対抗するような動きは起きていないように見える。

これは、子供の悪戯と同じく実は大した不満がないから、社会的な動きも起きないのではないだろうか。

もはや語る必要もないが、コロナ騒動で改めて証明された、何も考えず御上や雰囲気に従うことが、この国での正しい振る舞いと言う事実に、

今の若者は見事に順応し、横並び、従順であること、意見を言わないこと、マスクで自我を隠すことをキチンと守っているのである。

実に勝手な言い分だが、そんな若者たちには、スシローぺろぺろのようなショボい悪戯ではなく、街を破壊するような暴走族になって欲しいと期待している。

いや、まずは自分が世間の雰囲気を破壊するような生き方を実践せねばなるまい。


コメント

人気の投稿