プロテインで社会貢献を目指す会社を始めました。その1



今月、新会社を設立しました。その名も「プロテイン工房」。
分かりやすいでしょ。プロテインの小ロット製造を受託するOEMメーカーです。

例えばあなたがジムを経営していて、自社のオリジナルプロテインを作ろうと考えますよね。もしくはカリスマトレーナーさんでもいい。
ネットで検索すると、OEM工場がいくつかでてきますが、そのほとんどは、1トン以上からのオーダーになります。金額にして200~300万円といったところでしょうか。1トンと言うと1㎏のプロテイン1,000個。それも1種類しか作れません。成分もそれほど相談に乗ってくれません。もちろん前金で、契約後に原料輸入の段取りに入りますので、時間がかかります。
そんなリスク誰がとれます?

だから、世間にはオリジナルのプロテインなんて、ほぼないですし、結果、ネットでは似たようなプロテインしか目にしません。だから多くのユーザーは、今あるものから価格を基準に消去法で選んでいる状態なのだと僕は考えています。
しかし今、プロテイン市場は伸び盛りです。ドラッグストアでもプロテインコーナーが出来ていますし、最近は大手乳会社から大人用の粉ミルク的なものも発売されました。
そんな時勢において、自社のプロテインを作らない手はないと思います。もちろん他とは違う成分、配合をオリジナルで企画設計し、付加価値をあげる。
しかし繰り返しますが、1トンからの発注なんて普通は難しいので、多くの人は諦めます。
そこで、弊社プロテイン工房の出番と言う訳です。

プロテイン工房は、50kgと言う超小ロットが基本です。これ、普通はありえない単位です。なぜそんなことができるのか?

秘密はハンドメイド、手作りにあります。プロテインと言うと、大規模な薬品工場で作らなければならないイメージがありますが、プロテインは食品ですから食品工場(許可を得ている)であれば作れます。繰り返しますが、プロテインは食品です。薬ではありません。

そして大型の工場ですとトン単位で稼働させないと商売になりませんが、ハンドメイドなら小ロットでの製造が可能です。
いやむしろ何十キロと言う単位じゃないとパンクしちゃいます。

これは、短所を長所に変えたビジネスモデルだと僕は考えています。

世間のオリジナルプロテインを作りたい人は1トンも必要としていないし、現実的にできない。そのミスマッチを打破すべく、ハンドメイドでプロテインをつくれる工場を宮城県内でみつけ、そこで今、試験的に色々とやっています。
ありがたいことに、すでにいくつかの契約も頂きました。

では、そのハンドメイドの工場って、いったいどんなところなの?と思いますよね。
それは次回、またこのブログでお知らせしますね。

僕はプロテイン屋さんになりますが、それはプロテインビジネスを世に広めたいだけではなく、フィットネスピープルの行動や考えが、ただの自己満足に終わるのではなく社会に貢献できる仕組みをつくりたいのです。その理由を次回は書きたいと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。


㈱プロテイン工房 代表 山本圭一

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